～みんなごめんね～

ナツが来て3ヶ月。

初の成猫だったので、最初から上手くいくとは思っていませんでしたが、
いつか、時が解決してくれるモノだと・・・信じていました。

そう信じ、願っていたのは、私のサガだけであり、
振り返れば、みんながみんな、ストレスを感じた日々でした。

クライは、ナツが来てからトイレが出来なくなりました。

帰ってくると、玄関マット・・・キッチンマット・・・全てが、おしっこだらけ。
私は、ナツが粗相をしているとばかり思っていました。

ある夜、寒くなって来たので、ニャンズに毛布でも・・・と思い、
出したとたん・・・クライがおしっこをしだし、止めに行くと・・・

おしっこが血で真っ赤でした。

今まで、マットの色が黒かったから分からなかっただけで、
もしかして・・・血尿をずっと出していたのかも・・・速効病院へ行きました。

石がたまっているかも・・・という事だったので、エコーを撮ったのですが、
決定的な石は発見されませんでした。

先生から・・・

「普通はここまで血尿出たら、石が確認出来るんだけどなぁ。。。
　クライちゃんは、ストレスだね。」

正直、飼い主としては、ショックでした。
一番クライが仲がいいと思っていたのに。。。

元々クライは泌尿器科があまり強く無いので、お薬を貰い、
年の為注射を打ちました。

その後、血尿まではいかなかったのですが、
クライの病院通いは続きました。

その結果・・・

 

クライは注射の後が膿んで、ハゲてきました。

ぶるとぶー（ライト）が一生懸命舐めてあげていて、
何だかキュンときました。

今ではすっかり膿はとまったのですが、まだ毛は生えず。。。

そして、”ウン”はちゃんとトイレでするのですが、
おしっこはもう完全にダメになり、クライ用のトイレとして、床にファーマットを敷いています。

何日か毎に洗って敷いておくと、そこにするので、
あちこち・・・というのは無くなりました。

チビの時、ウチに来て1発でトイレ覚えたのに、
こんな思いをさせて、ホントにごめんね。クライ。

あ・・・書いてると涙出そうです。。。

そして、文章が長くなりそう。。。

続けますね。。。

クライの他に、多大なるストレスを感じていたのが、
唯一の女子。パフェ。

ナツは、去勢済みなのにも関わらず、パフェに対しての執着は半端なく、
ストーカー並に追いかけまわしていました。

追いかけても逃げられるナツが考えたのは、追い込む事。

ついに・・・ナツは、ストーカーから確信犯へと変貌を遂げました。

めったにリビングへ出て来なくなったパフェが、
唯一出てくる時間・・・それは、トイレ。

トイレ（フタ付き）に、パフェが入ったのを確認すると、
ナツは、尋常じゃないスピードで、トイレの中に、カラダごと突っ込んで行きました。

トイレの中に、いきなり男の人が入って来たパフェは、
パニック状態で、聞いた事のない叫び声を上げてました。

多分、私がいない時間も、何かしらあったと思います。

その夜から、ごはんの時間は、ぶる・・・ぶー・・・クライ・・・パフェ・・・、
という順番で、ナツは隠れて出てこなかったのが、いつの間にか逆転し、
ぶる・・・ぶ・・・クライ・・・ナツというメンバーになっていました。

パフェは、キャットタワーの箱の中から出て来なくなりました。

ずっと出てこないので心配になり、私が手でエサをすくって持って行くと、
パフェは、両目から・・・大粒の涙を出し、泣き出しました。

そして、泣きながら、私の手からごはんを食べてました。

こんな事ってありますか！？
もう、私も涙が止まらなくなり、パフェのカラダを撫でていると・・・

 

ごっそりと毛が抜けていました。

言葉が出ませんでした。
ごめん・・・ごめんパフェ。

そして、この時に決めました。

ナツ、ウチじゃ無理だと。

遅すぎる決断だったのかもしれません。

それからというモノ、知り合い・・・里親の会・・・相当な場所を回りましtが、
行く先行く先・・・「子猫すら貰い手が無いのに、成猫は、99.9％無理」と言われました。

ダメ元で、貰った先に相談してみると・・・

「捨てちゃって構いませんから～！」

そっか。そっか。
ん～考えて・・・考えて・・・










 

これも、何で今まで考えなかったんだろう。。。

なるべく広い”家”にしたかったので、キャットタワーは撤去。
 

 

ウチに置ける、限界の大きさにしました。
 

ナツ・・・ナツに一番・・・ごめん。

人間って勝手だね。

みんなは、すっかり非夜行性だから、夜、二人で沢山遊ぼう。
君の変カオも容赦しないよ！

これから、ウチはこのスタイルで頑張ってみようと思います。

飼い主なら、誰しもが思っている事だと思いますが、
やっぱり世界で一番幸せにしたい！

まだまだひよっ子飼い主ですが、ニャンズにとって何がシアワセか、
人の欲とサガに負けぬように、見極めていきたいです。

最後に・・・

ゲージに入り、出たいナツと・・・
 

入りたいクライ。。。

その後、ナツは落ち着いてゴロゴロ言っていたのですが・・・

クライは・・・
 

どうにかしてゲージに入りたいらしく、ついには・・・
 

・・・・・・

 

ホント・・・十猫十色！

おかげで、毎日飽きません。。

これからも、5ニャンズ共々、歩んでいきますので、
暖かく見守って下さい～